今日の昼間、常時使用していない我が家の第三パソコンを触っていたら急に大きく「ピー ピー 」「ピー ピー 」と鳴り出し、画面に確かWINDOWSだったか、Microsoftだったかからのメッセージで「ハッカーに重要データを盗られています。至急電話してください。」と表示され、ピーピーが鳴りやまない始末。
パソコンを触りだして30年位になるが、こんな大きな警告音は初めてだったことと、メッセージにつけられたロゴマークを始めとする背景画像が本当にWINDOWSかMicrosoftからのものに思えて信じてしまった。
そして、慌てて電話をしてしまった。(その電話番号は別記のとおり)
そうしたら、確かMicrosoftと名乗った中国人らしき発音の男が出て、親切に対応してくれて修正するからとパソコン操作を誘導された。パソコンに関し基本的なことは承知しているが、専門的なことまでは知らないので、彼の指示に従って操作をした。
その間、携帯の発信通話記録は49分間。
通話中、不思議なこともあった。それは、相手の声がエコーで響いて聞こえ、「もしもし」などの短く単純なものは理解できても、長い会話は中国調発音も重なってよく聞きれ取れなくて、何回も聞き直した。それで結構通話時間が長くなったと思われる。
要は、リモート操作に誘導され、修正ソフトを売り込むことだった。最後にモニターに1年間35,000円、3年間50,000円などと出て、そこからクリックして選択しろとのこと。
途中からもしかしておかしいかもと思いだし、場合によってはこのパソコンを没にしてもいいやという気になって、その旨話したらとにかく選べの一辺倒。そこで確信し電話を切った。
その後も今度は相手から数回電話がかかってきたが、相手にせず切った。
電話を切ったはいいが、リモート操作でパソコンがどうなっているのか心配になり、ゴルフ仲間の元大手パソコンメーカー社員の友人に相談した。
電話にかじりついて言われる通り操作し、リモートアシスタント接続の解除やスパイボットのインストールによる修正などをこちらも数回に分けて、計1時間ほどの通話時間で対応した。
今思えば「ピーピー」鳴ったきっかけは、第三のノートにメインパソコンのグーグルスプレッドシートのデータを共有させる作業をしていた直後だったんではないかと感じている。
いずれにしても、“おれおれ詐欺” やこの種の詐欺まがいには絶対引っ掛からないと思っていた自信がもろくも崩れた瞬間だった。
“歳をとってくると頭の回転が鈍くなる” 認識を持つことと、“持つべきものは友なり” である。
ご参考までに。(画像で補足などができないのが残念。)
(相手の電話番号は 050-3196-1147 でした。
また、その後に相手からかかってきたときの着信記録に残ってる番号は、+2992657953)
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